言語化に終わりはない。ただ始めるかどうか。|『こうやって頭のなかを言語化する。』読書感想

著者:荒木 俊哉
出版社:PHP研究所

こんな人におすすめ

自分の気持ちをもっと言葉にしたい人。
言語化という言葉に惹かれる人。
コピーライターという仕事に興味がある人。

読んだきっかけ

妻から「きっとあなたも好きだと思う」とすすめられて読みました。
もともと「言語化」にも、コピーライターにも興味ありました。
勧められるままに、素直に手に取りました。

どこに何を感じたか?

大切なのは、まず「聞くこと」。
人の話も、自分の心の声も。

普段の生活の中で、感情や考えが湧いても、なんとなく流してしまっていることって多い。
この本は、そういった自分の思いを丁寧に掬い取り、言葉にしていくことの大切さを教えてくれました。
カウンセリング的な視点にも通じる内容で、個人的にとても惹かれました。

どんな本だった?誰かに伝えるなら

「聞く力」を土台に、「言葉にする力」を育てる本。
自分にも、相手にも、たくさんの思いがある。
それをどう汲み取るか、どう言葉にするか。
そのプロセスのヒントが、やさしく語られています。

自分に何をもたらしてくれた?

「自分の思い」に耳を傾けることが増えました。
出来事に対して、何を感じたか? どうしてそう思ったのか?
自分の中の“声”をひとつずつ丁寧に見つめて、言葉にする。
その小さな積み重ねが、自分の言葉を育てていくんだと感じました。

次に読むなら

「聞く」ことをテーマにした本と合わせて読むと、視野が広がるかもしれません。
近くの書店で探してみてはいかがでしょうか?