著者:西村 琢
出版社 : 東洋館出版社
出版社 : 東洋館出版社

一言メモ
子どもとの関わり方、悩むことってありますよね。
上からじゃなく、横に並んで歩ける親でいたい。そんな人におすすめの一冊です。
読んだきっかけ
子どもとの関わり方を考えていたタイミングでこの本に出会いました。
上からでもなく、放任でもない。そんな関係性ってどう作ればいいのか?を考えたかったんです。
どこに何を感じたか?
著者が「やってみたこと」「話してみたこと」を具体的に書いていて、すごく参考になりました。
特に印象的だったのは、お店での注文。子どもに経験をと思っているのに、ついつい親がやっちゃってることってありますよね。
また「自分でお昼ご飯を食べてね」って、記憶に残らなくても、実はすごく大事な経験だったりする。
あと「ほどほどにしろよ」の話も良かった。ルールを守るだけじゃない。白黒つけられないとき、この言葉はちょうどいいバランス感覚だなと思いました。
どんな本だった?誰かに伝えるなら
子供との関わり方を見直すきっかけになる本。考え直せる本。
きっとどこかに「自分にもあるかも」と思える項目が見つかるし、「悩んでいるのは自分だけじゃない」って思える優しさもある本でした。
自分に何をもたらしてくれた?
子供の経験を奪わないようにしたい、とあらためて気づかされました。
子供も一人の人格。上下じゃなく、伴走者。
そのうち一人で走り出すまでの補助、そんな気持ちで関わっていきたい。
そう思えている自分の気持ちにも気づけたことが、何よりの収穫です。